組合の概要

本組合は、昭和64年1月1日に三春町を含む船引町、常葉町の2組合が合併して設立いたしました。

地域森林生産目標を優良柱材の短伐期施業と優良大径材生産の長伐期施業を2つの柱として、除伐、間伐、枝打ち施業の推進、作業路の充実と併せて、森林の育成と保全に努めています。

資源の活用においては平成9年に「ウッドミル田村」田村森林組合木材加工センターの運用を開始し、平成14年には人工乾燥設備の拡充により、いち早く「田村杉のKD化」EW化を推進し、「森林を育てること、そして、その資源を活用すること」を車の両輪のごとく地域の森林資源をベースに、森づくり、人づくり、仕事づくりに取り組んでいます。

平成23年の東日本大震災に直面して、多くの人々のご支援に励ましに支えられ、困難を乗り越えて今日に至っております。あらためて感謝申し上げます。まだまだ復興は道半ばでありますが、森林認証への取り組みをはじめ、積極的な情報発信を進めてまいります。

事業内容

指導事業(林業技術、経営のご相談)
〇林業経営、林業技術の指導
〇造林補助制度の活用、啓蒙普及活動
〇地域森林の保続培養、森林生産力の増進のための活動
〇林業後継者及び林業研究グループ等の指導
〇林業座談会、講演会、現地指導会の開催
〇山林の測量、立木評価調査

林産販売事業(木材と木材製品の販売)
〇素材の生産、販売、木材製品、製材品の供給
〇間伐事業
〇特殊伐採事業

加工事業(高品質の製材品の安定供給)
〇「ウッドミル田村」田村森林組合木材加工センターの運営
〇「田村杉」の需要拡大
〇人工乾燥材の生産拡大
〇「あすもく+田村杉」未来プロジェクトの推進

森林整備事業(山づくりのお手伝い)
〇森林整備(造林、下刈、除伐等)事業の受託・請負事業
〇造林補助金の交付申請事務
〇森林経営計画の樹立とSGEC森林認証の取り組み
〇治山事業
〇森林土木事業

購買事業
〇造林用苗木、果樹、緑化木の取扱い
〇林業機械、資材の取扱い
〇造園緑化事業

利用事業
〇森林国営保険の取扱い
〇林業施設機械の利用事業
〇森林病害虫の防除対策
〇木工教室、森林環境学習